トヨタ自動車は24日、労働争議の影響で一時的に閉鎖(ロックアウト)したインド南部バンガロール近郊にある2つの工場で、生産ラインを全面再開したことを明らかにした。難航している労働組合との賃金改定交渉は継続中だが、「操業中の安全性確保の見通しが立った」(広報)として生産体制は平常に戻した。
工場では賃金交渉が難航したことで一部従業員が過激化し、監督者を脅迫しするなどして生産を妨害したため、16日から一時閉鎖された。今回、約1週間ぶりに生産を全面再開したが、トヨタはこの間の影響台数や賃金交渉の詳細について明らかにしていない。
2工場の生産を完全に停止した場合の影響は最大700台。ただ、完全停止は17日のみに留まり、18日以降は非組合員の契約労働者らが一部ラインで生産を再開していたため、業績への影響は軽微とみられる。