ベネッセホールディングスの会長兼社長に就く原田泳幸氏(中央)と握手を交わす現会長の福武総一郎氏(右)、現社長の福島保氏=27日、東京都港区【拡大】
ベネッセホールディングス(HD)は27日、社外取締役を務める日本マクドナルドHDの原田泳幸会長(65)を会長兼社長に迎えると発表した。福島保社長(61)は代表権のある副会長に、福武総一郎会長(68)は最高顧問に就く。6月21日付。
「IT、外食、今度は教育産業。異なる3業種で社長をできることは幸せだ」と、ベネッセホールディングスの会長兼社長に就くことを感慨深げに語る。
日本NCR、米アップル日本法人、日本マクドナルドと、「社会人になってから44年間、グローバル企業で経験を積んできた」だけに、「日本企業のグローバル化、そして日本人がグローバル事業のリーダーになる」ことの重要性を実感する。
「日本の教育は世界的にみても合理的なシステム」と評価するが、海外の若者と比べ、「主体的に学んでいく力」の不足を指摘。