首都圏を中心に展開する中堅コンビニエンスストアチェーンのスリーエフは28日、平成26年2月期連結決算で、7億9100万円の特別損失を計上し、3年連続の最終赤字に転落すると発表した。当初1株当たり3円を予定していた期末配当も無配とする。
同社は経営基盤強化のため、不採算店舗の閉鎖を進めてきた。今期は総店舗数の約8%にあたる49店を閉鎖し、これに関連し、固定資産の減損損失や閉鎖損失を特別損失として計上した。
通期最終損益は5千万円の黒字を見込んでいたが、店舗削減による売上げ縮小もあって、11億円の赤字になる見通し。