キヤノンが発売する高倍率EFシネマレンズ【拡大】
キヤノンは3日、フルハイビジョンの4倍の解像度を持つ「4K」カメラに対応する高倍率レンズなど、業務用のカメラやレンズの新製品を7月下旬以降順次発売すると発表した。
デジタル映画用カメラ「CINEMA EOS SYSTEM」向けに開発された動画撮影用レンズ「EFシネマレンズ」の新製品「CN7×17KAS S/E1」は、4Kカメラに対応する。映画やドラマなどの映像制作も可能な高い光学性能を持つほか、ズームなど各種機能を手元で行えるドライブユニットを搭載した。価格は340万円(税別)。
また、操作性を向上させながら、小型、軽量化を図った業務用フルハイビジョン(HD)ビデオカメラ「XF205」も投入する。同社の業務用ビデオカメラの最上位機種に比べ、体積比で42%減を実現した。同製品は、光学20倍ズームレンズを搭載しながら、広角撮影も得意とし、ニュース取材からイベント映像制作まで幅広い用途に対応する。想定価格は45万円前後。