■電力小売り参入へ料金メニュー検討
--家庭用電力小売りへの参入をどう進めるのか
「2016年をめどとする小売り自由化を見据え、1日に専門組織を立ち上げた。全社から10人ほどの精鋭を集め、具体的に検討を始めている。電力とガスのセット販売、さらに通信事業を組み合わせるなどアイデアはたくさんある。どういう方式であれば顧客に選んでもらえるか真剣に考える。今から2年後に参入しようと思えば1年後には具体策を立案しなければならない」
--東京電力や他の新電力と比べた優位性は
「顧客が電力会社を選ぶ一番のポイントは価格だろう。ガスや通信とのセット販売によって価格を引き下げられる可能性はある。ただ、簡単ではなく、顧客のメリットになる料金メニューも考えなければならない。太陽光や風力発電など再生可能エネルギーを組み合わせた提案も検討したい」
--発電コストの安い石炭火力発電所の建設は
「ガス会社として、液化天然ガス(LNG)を通じて電力事業に参入するのが基本的なスタンスだ。一方で電源の多様化を図る方法の一つとして、石炭火力も検討している。その場合は当社単独ではなく、ノウハウを持つ他社と手を組む」
--20年に向けた長期経営ビジョンでは発電能力を最大500万キロワットに引き上げる方針だが、上積みは