「激安」相次ぎ…宅配ピザに危機感 迫る淘汰の波、他業種参入も脅威 (3/4ページ)

2014.4.4 06:15

 だが富士経済の上田周作主任研究員は「17年にも市場は飽和する。不透明な要素も多い」と指摘する。不透明要素の一つが「ワンコインピザ」の攻勢だ。

 吉野家ホールディングス傘下のグリーンズプラネット(東京都北区)は昨年10月から「ピッツァ ナポレターノ カフェ」を展開。遠藤商事(同渋谷区)の「ナポリスピッツァ&カフェ」は350円のマルゲリータを提供している。

 フォーシーズの五月女副本部長は「ワンコインピザは(宅配ピザとは)業態が違う。ピザがより一般的になるかもしれない」と歓迎姿勢を見せる。とはいえ、人件費と配達費の上乗せで2000円以上が主流の宅配ピザは以前から価格の高さが指摘されてきた。激安ピザの出現で、値下げ圧力が強まりかねない。

 遠藤商事が運営するもう一つのピザ店「ピッツェリア バール ナポリ」では、今月から一部店舗で宅配に乗り出した。宅配は1500円以上の注文に限るが、配達料を含めても最低で1枚当たり550円だ。担当者は「今は両店舗の合計で約30店だが、年内に60~80店まで増やしたい」と意気込む。

ネット注文への対応強化などで競争激化に対応する構え

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