自動車の環境規制は、先進国だけでなく大気汚染に悩む中国など新興国でも強化される流れにある。独フォルクスワーゲン(VW)などの欧州勢は、排気量を減らしてターボチャージャーで出力を補う低燃費のガソリンエンジンを開発。トヨタは得意のHVで対抗するが、当面主流となるガソリンエンジン車でどう優位性を保つかが課題だった。
新型エンジン開発担当者の山田哲主査は「ガソリン車の燃費をさらに良くしないとニーズに合わない」と説明する。
トヨタは新型エンジン搭載車の販売比率を16年には全体の約30%に高め、規制対応や新興国などでの販売を強化する考えだ。