≪大観と観山の合作『明暗』≫「會津八一記念博物館」の正面ホール階段上に掲げられている。明治から昭和にかけての日本画壇の巨匠、横山大観と下村観山が1枚の巨大な和紙に、一つの画題を手分けして描いた作品。円額は直径4メートル45センチ。観山が太陽に象徴される「明」を、大観が「暗」を表す雲煙を描いた【拡大】
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■世界への大きな文化の発信拠点にしよう-各界からエール
今月15日、大隈記念タワーで開かれた新事業と「早稲田文化振興募金」の募集開始の発表会には、OBの森喜朗元首相、文部科学省の山中伸一事務次官が来賓として出席し、祝辞を述べた。
森元首相は、「いまでも私は『早稲田』と聞くと、胸がキュンとなる。早稲田でラグビーをやったことが、私の人生をすべて決めたと思っている」「いまの学生は校歌も国歌も歌わない者が多いが、母校愛だとか祖国愛、親子の情、生命の大切さ、感謝の心など、われわれの中に宿っている理屈では割り切れないものが、本当の文化だと私は思っている。そういう文化を大事にするためにも、早稲田大学が頑張って頂けるなら、母校のお役に立つために、私も応援団として頑張ります」とエールを送った。
また、山中次官は「早稲田大学は日本で一番、外国人留学生が多い大学であり、世界中から高い志をもった学生が集まっている。さらに創立150周年を期して、学生の2割1万人を外国人留学生とし、また、すべての日本人学生を必ず1年間、外国に留学させるという目標を掲げておられる。早稲田大学を世界への大きな文化の発信拠点として構築しようという新事業が、早稲田大学の使命を新しい形で推し進める原動力となることを期待しています」と語った。
これを受けて、「坪内博士記念演劇博物館」元館長の鳥越文蔵名誉教授が、「早稲田大学人はお金を集めることが上手ではないが、この新事業を推進している人たちに協力して、目標額を集めなければならないと思っています。頑張りましょう」と呼びかけた。
この募金活動には、阿刀田高(作家)▽大橋一章(名誉教授)▽桜井正光(前経済同友会代表幹事)▽坪内ミキ子(女優)▽ドナルド・キーン(文化勲章受章者)▽永井多恵子(せたがや文化財団理事長)▽野村万作(人間国宝)▽日枝久(フジ・メディア・ホールディングス会長)▽藪野健(日本芸術院会員)の各氏のほか、内外の早稲田関係者が賛同している。