ミスチル育てた小林武史さん、有機農業に挑戦 「ポテンシャルまだある」 (3/5ページ)

2014.5.1 11:10

小林武史社長

小林武史社長【拡大】

 同団体から豊増さんを含む3人が現地に住み込むという形で同社がスタート。循環型社会を目指す小林さんの考えで、農場には敷地内には太陽光発電の設備が設置され、トラクターも近隣の住民から譲り受けるなどした廃油をリサイクル活用している。

 素人が徐々に進化

 設立当初は「素人の集まり」(豊増さん)だったが、近隣の農家や、取引先のオーガニックレストランなどにノウハウを学びながら、徐々に集荷量を増やし、取引先の評価も上がっていった。また、地域貢献の観点から、市内の耕作放棄地3カ所計約4ヘクタールにも社員らが出向き、農業に取り組んでいる。

 「今後は効率を追求しながら、気軽に集まり、買いに来て、農業が体験できる場所にしたい」と話す豊増さん。

「環境問題に対応した農業を学ぶために見学ツアーを組みたい」といった申し出も

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