自らのシニア・チェアマンへの就任を発表するオリックスの宮内義彦氏(右)と次期グループCEOの井上亮氏=8日午後、東京都千代田区【拡大】
実は宮内氏は、3年前に井上氏を社長に指名したときから後継のCEOと決めてきた。その後は、自らに集中する権限を井上氏に移す期間でもあった。宮内氏が出張などで不在時に投融資などの重要事項を決定すると、井上氏は翌日呼び出され「これをなぜ通したのか」と問われることも常だったという。
オリックスは宮内氏の強烈なリーダーシップで急成長を実現してきた。半面、新体制でこれまでと遜色ない成長を続けるのは容易ではない。井上氏は「宮内イズム、オリックス独自のDNAをさらに進化させ、次の50年の一歩を踏み出したい」と抱負を語った。(万福博之)