KDDIは8日、第4世代携帯電話(4G)技術「LTE-アドバンスト」の周波数集約技術(CA)と、毎秒最大110メガビットの高速データ通信サービス「WiMAX2+」を搭載した夏商戦向けスマートフォン(高機能携帯電話)6機種とタブレット端末2機種を15日から順次発売すると発表した。CAの商用サービスは同社が初めて。
CAは異なる周波数を束ねて高速通信を可能にする技術。毎秒最大150メガビットのLTEと110メガビットのWiMAX2+の電波状況が良好な方をスマホが自動的に選択する。
今月中に発売するのは韓国サムスン電子の「ギャラクシー S5」とソニーの「エクスペリア ZL2」。前者は0.3秒高速オートフォーカス機能を搭載、後者は高画質の4K動画撮影が可能な20.7メガ画素カメラを内蔵するなど、カメラ機能を向上させた。