シャープが発売する4K対応の液晶テレビ「アクオス」=20日、東京都港区【拡大】
一方、5機種を発表した東芝は、国内で最小サイズの40インチ(同32万円)の機種を7月に発売。手の届きやすい価格帯の商品で、シェア拡大を図る。
プラズマテレビ事業から昨年撤退したパナソニックは、5機種を発売し、表現できる色の幅を広げたという液晶パネルを採用した。
国内のテレビの市場規模は平成23年のアナログ停波以降、駆け込み需要の反動減で550万~600万台で推移しているが、シャープでは「29年度には800万~900万台程度に戻るのではないか」と期待を寄せている。