一方、KDDIは、高速データ通信「LTE」で音声通話を可能にする仕組みが整う年度内に定額通話の導入を考えていたが、ドコモの発表にあわてた。田中孝司社長は、ドコモの新料金プランに対して「それほど安くはならないのでは」と余裕をみせたが、対抗できる料金プランを早急に策定するようシステム開発の前倒しを指示した。
従来型端末とは違い無料通話時間が設定されていないスマホの通話料金は現在、30秒21円の従量制で横並び。このため無料通話アプリの利用が増える一方、大手3社の加入者当たり音声収入は減少が続く。5年間で、ソフトバンクが670円、ドコモが1110円、KDDIは1280円も目減りした。ただ、大手3社が定額通話で再び横並びとなってもLINEなどの簡易メールに流れた個人が「通話」にどれだけ回帰するかは未知数だ。