いよいよ、来週からサッカーのワールドカップがスタート。オリンピックやワールドカップなどのビッグイベントの際には開催地に関する話題が多くなる。ブラジル開催を目前に控え、都内のブラジル料理店に景況感を伺った。果たしてワールドカップ特需はあるのだろうか。
「現地に観戦に行く前にブラジルの雰囲気を味わっておこうということで来店されるケースが増えています」と変化を話してくれたのは、サンパウロのバールスタイル「Bar Centro1916丸の内店」(東京都千代田区)店舗運営事業本部の波江野高貢さん。2006年のオープン時に比べると、ここ数年でブラジル料理が市民権を得てきた実感があるという。
「今年のワールドカップや2016年のオリンピック開催は間違いなく追い風です。ブラジル料理は和食同様に、素材の持ち味を大切にした料理。味付けも日本人に合うものが多いので、一度食べるとハマってリピーターになるお客さまも多いですね」と波江野さんは明かす。サクッとしたパイで具材を包んだおつまみ「パステル」や、鉄板で焼く肉料理「ピッカーニャグリル」などブラジルの家庭料理が人気だ。ブラジル原産の蒸留酒カシャッサを使ったカクテル「カイピリーニャ」を飲みながら、スポーツ観戦やブラジル音楽を楽しむこともでき、ブラジル文化をまるごと体感できるのも同店の魅力だ。