北海道の冬のエネルギーを支えてきた石油輸送列車。5月29日、JR函館本線本輪西駅発の専用タンク貨車が最後の走行となった。
JX日鉱日石エネルギーの室蘭製油所が、これまでの精製事業を縮小して、石油製品の製造に代わり、専用タンク貨車輸送から、トラックトレーラー輸送になった。
1960(昭和35)年から室蘭市の日本石油精製室蘭製油所(現・JX日鉱日石エネルギー室蘭製造所)で精製された灯油、ガソリンを本輪西駅から専用タンク貨物で、札幌、旭川、帯広などへ輸送してきた。北海道道内の約130両の石油輸送タンク貨車は、一部の老朽車両を除き本州での石油輸送に使用される。