NTT西日本は10日、全国1万人の心音などを集めて1つの楽曲を作り上げる運動「スマート光ハートビートプロジェクト」を始めると発表した。ICT(情報通信技術)を活用して収集した心音から、「心と心をつなぐ新しいコミュニケーションの形をつくる」(村尾和俊社長)という。
全国の主要都市でイベントを順次開催し、NTTと東レが共同開発した着るだけで心拍数や心電図の波形を確認できる機能素材「ヒトエ」などを使って、一般参加者の心音を集める。イベントでは、心臓の鼓動を音や光、振動で表現するスマートフォン(高機能携帯電話)向けアプリや、手のひらで鼓動を感じることができる電子機器の体験会も開き、生命のつながりに関するメッセージも集める。
同プロジェクトの呼びかけ役「プロジェクトアンバサダー」は、シンガーソングライターの大塚愛さんが担当。集まった心音やメッセージを元に、大塚さんがオリジナル楽曲も制作する。完成した作品は12月以降にお披露目する。
東京都内でこの日開かれた発表会で、大塚さんは「個性が異なる心音をつないでいくと、どんな楽曲に着地するのか楽しみです」と話した。