SECCON 2014ではCTF大会とあわせて、若者にセキュリティー技術をできるだけ親しみやすく説明し、関心を持ってもらうための取り組みとして、「アセンブラ・クロスワードパズル」や「バイナリかるた」なども実施する。また、シニア層による指導の場にもしていきたい考えで、「2進数の紙テープを読んでいたような時代の技術を若者にも伝えてもらえれば」としている。
竹迫氏はCTF大会を主催する理由について、セキュリティーの攻防を実践できる場を提供する必要性を強調する。こうした技術を現実の場で試すと犯罪に近いことになってしまい、企業の中でも試すことができないとし、限られた環境の中で試せることが重要だという。CTF大会を通じて実践的な経験を積んでスキルアップを目指すとともに、大人と若い世代が同じ場で競技しながら倫理観も指導していくことで、ハッキング技術を正しく社会に役立てることを啓発し、「アンダーグラウンドに陥らないようなかたちを作っていきたい」と語る。
さらに竹迫氏は、今年度のSECCONで目指す大会像として、参加者の裾野拡大を挙げる。かるたによるジュニア向けの講習会などを開催するほか、女性限定のワークショップ「CTF for GIRLS」を開催する。