同社担当者は「20~30代の女性も会社勤めなどが増え、『自分へのプチぜいたく』といったごほうび感覚で旅行に行くニーズが強まっている」とみる。
変わり種の旅行商品も出てきた。近畿日本ツーリストは5月下旬に、「カープ女子」と呼ばれるプロ野球広島東洋カープの女性ファン向けに、本拠地のマツダスタジアム(広島市南区)で7~9月に行われる試合を、首都圏の東京や横浜から1泊2日で観戦に行くパッケージ旅行を発売した。同社の女性社員が企画したもので、「すでにお客からの問い合わせがあり、予約も入り始めている」という。
JTB傘下のJTB総合研究所が5月上旬に、首都圏や中京圏、関西圏の女性を対象に行ったアンケートによると、国内旅行も海外旅行もフルタイムで働く正社員の頻度が高いことが分かった。同研究所は「経済的に自立することでより旅行に出かけるようになっているほか、休日に旅行でリフレッシュすることを重視している」と分析、働く女性が増えることで消費の裾野が広がっている。