日本電機工業会(JEMA)が19日発表した5月の白物家電の国内出荷額は前年同月比5.7%減の1689億円で、1年ぶりのマイナスとなった。4月の消費税増税に伴う駆け込み需要の反動減の影響が出ており、どこまで長期化するかが注目される。
製品別では、出荷額の4割近くを占めるエアコンが10%減の622億円で、1年ぶりの前年割れ。掃除機や空気清浄機などもマイナスとなった。一方、冷蔵庫が1.3%増の310億円、洗濯機も9.6%増の205億円で、プラスを維持した。
消費税率が引き上げられた4月は駆け込みによる受注残などで、前年を上回った。5月に入り、そうした特殊要因もなくなったとみられる。
JEMAは3月、今年度上期(4~9月)の出荷額を前年同期比8.4%減とする見通しを発表している。5月単月の落ち込み幅はそれよりは小さく、「おおむね想定の範囲内」としている。