米コロラド州で29日、決勝が行われた登坂レース「パイクスピーク・インターナショナル・ヒルクライム」で、三菱自動車の電気自動車(EV)「i-MiEV(アイミーブ)」をベースにしたレース車両「MiEVエボリューション・スリー」がEV改造クラスで初優勝した。すべてのクラスを通じても2位に入った。
EV改造クラスでは同社チームのグレッグ・トレーシー選手が優勝、ドライバー兼監督の増岡浩選手も2位(総合3位)に入った。
三菱自がパイクスピークに参戦するのは3年連続。増岡選手は「最先端のレーシングマシンを開発する過程で非常に高度な技術を学ぶことができた。EVやプラグインハイブリッド車(PHV)の技術開発で参戦が果たした役割は大きい」とコメントした。