【クルマ人】あえて燃費性能こだわらず 三菱自「eKスペース」開発の狙い (1/3ページ)

2014.3.16 07:00

新型軽自動車「eKスペース」と三菱自動車の益子修社長

新型軽自動車「eKスペース」と三菱自動車の益子修社長【拡大】

  • 「eKスペース」の開発責任者、三菱自動車の秋田義雄プロダクトエグゼクティブ

 三菱自動車は2月13日、日産自動車と共同開発した新型軽自動車「eKスペース」を発売した。スーパーハイトワゴンと呼ばれる車高が高いタイプで、価格は122万4300~177万5550円。ガソリン1リットル当たりの走行距離は最大26.0キロ。子育て中の若い主婦がターゲットで、室内空間の広さや、荷物で両手がふさがっていても開け閉めしやすい電動スライドドアなど便利な機能を充実させた。同社の秋田義雄プロダクトエグゼクティブに開発の狙いについて聞いた。

 --eKスペースのアピールポイントは

 「リアシート(後部座席)の居住空間を最大限に有効活用しながら、気に入ってもらえるようなアイデアをそこらじゅうにちりばめた車だ。スーパーハイトワゴンは背高のっぽで乗り降りが非常に楽。各社ともリアの居住性、広さ感、快適性を狙ってくる。eKスペースもそこには特にこだわりながら、いかに差別化を図るか考えた。まず室内高は小学生の子供が着替えをできる1.4メートルを確保し、シートのスライド幅を大きくして運転席や助手席の両親がリアに座った子供に触れられるようにした。リアは空調が届きにくく夏暑く、冬寒いという指摘があり、サーキュレーター(送風機)も設置した。スーパーハイトは窓ガラスが非常に大きいので、夏場にまぶしくないようロール式のサンシェードもつけている」

「三菱自として初めてのスーパーハイトワゴンだ」

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