【クルマ人】あえて燃費性能こだわらず 三菱自「eKスペース」開発の狙い (2/3ページ)

2014.3.16 07:00

新型軽自動車「eKスペース」と三菱自動車の益子修社長

新型軽自動車「eKスペース」と三菱自動車の益子修社長【拡大】

  • 「eKスペース」の開発責任者、三菱自動車の秋田義雄プロダクトエグゼクティブ

 --女性目線、子供目線で開発した

 「三菱自として初めてのスーパーハイトワゴンだ。30歳の4人家族で3歳と1歳の子供がいる、というターゲットを想定して、2012年のはじめごろから、競合他社(ダイハツ工業、スズキ、ホンダ)のユーザーから直接聞き取りをして、お客さんが求めているものを探った。その結果出てきたのが、『後ろの子供が夏になると汗だくで寝ているのよ』とか、『窓ガラスに吸盤で貼り付ける日よけは外れやすくて困る』といった指摘だ。競合車種と並べて使ってもらい、改善点を探ったりもした」

 --燃費性能は他社の競合車種に比べて劣るが

 「スーパーハイトワゴンに求められる要素は、一番が広さ感、次が使い勝手だ。燃費はさほど重視していない。ユーザーの聞き取り調査でも、『(燃費の)カタログ値って私たちが運転しても出ないよね』『どの社も小数点以下の数字で勝負しているけれど、1リットル当たり5キロぐらいの差だったら格好いいほうを選ぶよね』といった声が出ている。5キロといったら大きな差だが、ユーザーの感覚は開発者の感覚とは異なるようだ。そこで安全装備や快適に走れるエンジンの性能などを重視して開発を進めたら、燃費の優先順位がだんだん下がってきた。エコカー免税を取得できる範囲には当然収めるが、それ以上はこだわらなかった」

「ここまで世の中がこの装置を求めるようになるとは思わず…」

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。