スウェーデン大使館で開かれたエレクトロラックスの洗濯機と乾燥機の新製品発表会=4日、東京都港区【拡大】
エレクトロラックスは販売の約3割を業務用が占めており、「日本は重要な市場。さらに強化したい」と強調。国内メーカーからシェアを奪う狙いだ。
一方、サイクロン式掃除機で知られる英ダイソンは4月、手についた水滴を風で飛ばすハンドドライヤーで業務用市場に参入した。デザインなどを売りに、先行する三菱電機とTOTOを追い上げる。
中国ハイアールグループのハイアールアクアセールスも4月から店舗用の掃除機を発売。蘭フィリップスは今月、LED(発光ダイオード)の道路灯の国内販売を始めた。
業務用は需要が安定しているうえに、保守やサービスの提供も見込める。新興国勢との価格競争などが激しくなる中、パナソニックなど国内家電メーカーは企業向けにシフトすることで、生き残りを図っている。
ただ、海外メーカーも事情は同じ。「日本は参入しているメーカーが少なく、新製品の投入も遅いため、勝算が見込める」(メーカー関係者)と強気で、どこまで日本勢が市場を守れるか、競争はさらに激化しそうだ。