--電力事業の次の一手は
「建設段階の発電所も含め、持ち分発電量を現在の850万キロワットから2016年度に1000万~1200万キロワットに高めたい。豪州ではGDFスエズと組み、電力小売りに参画した。ITでエネルギー効率を高める技術などのノウハウを生かし、次世代電力ビジネスにつなげたい」
--ブラジルや中南米での展開は
「資源大手ヴァーレが手がけていた貨物鉄道に参画した。シンガポールの港湾運営子会社のノウハウも活用し、不効率な港湾物流など『ブラジルコスト』の解消に貢献したい。チリでは水事業などに期待している」
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【プロフィル】安部慎太郎
あんべ・しんたろう 早大理工卒。1977年4月三井物産入社。米国三井物産ヒューストン支店、電力事業部長、金融市場副本部長、執行役員プロジェクト本部長、常務、専務を経て、2014年4月から現職。東京都出身。