ファミマも上海業者の鶏肉を使用 22日に販売停止、マックに続き公表

2014.7.22 20:18

 ファミリーマートは22日、上海の食品会社「上海福喜食品有限公司」が使用期限切れの鶏肉を出荷していた問題で、「ガーリックナゲット」と「ポップコーンチキン」の2品を同社から調達していることを受けて、同日に販売を停止したと発表した。

 商品は全国のファミリーマートで取り扱い、123万個を販売した。同社の広報によると「健康被害の報告はない」という。

 上海のこの会社が使用期限切れの鶏肉を販売していた問題では、日本マクドナルドが国内で販売する「チキンマックナゲット」の約2割を同社から調達していたことから、該当製品の販売を21日に中止。タイなど別会社の製品に順次切り替えるとともに、実際に期限切れの肉が含まれていたかどうか調べている。

 日本マクドナルドは平成14年から同社と取引し、年間約4300トンのナゲットを輸入、主に関東圏の約1340店舗で販売していた。このうち最大約500店舗では22日もナゲット販売を休止した。

 上海の会社をめぐっては、20日に現地メディアが、期限切れの鶏肉で製品を作っていたと報じられ、関連ニュースが広がっている。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

毎日25分からのオンライン英会話。スカイプを使った1対1のレッスンが月5980円です。《体験無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。