日立アプライアンス、新型冷蔵庫発売 LEDと光触媒で鮮度維持

2014.7.24 06:00

日立アプライアンスが発売する冷蔵庫「真空チルド」=23日、東京都港区

日立アプライアンスが発売する冷蔵庫「真空チルド」=23日、東京都港区【拡大】

 日立アプライアンスは23日、発光ダイオード(LED)光源と光触媒により炭酸ガスを作りだし、野菜の鮮度や栄養素を保つという業界初の技術を搭載した大容量冷蔵庫「真空チルド」シリーズを9月4日から順次販売すると発表した。消費税増税後の反動減で家庭用冷蔵庫の需要が落ち込む中、独自技術を搭載した製品の投入で需要の掘り起こしを図る。

 新製品は、野菜室の密閉性を高め、光触媒などで炭酸ガスを作り出すことで野菜の鮮度を保つ「スリープ野菜」機能を搭載した点が特徴。

 松田美智也取締役家電事業部長は「野菜の鮮度を保つニーズはどの年代でも高い」とし、「需要を喚起していきたい」と話した。

 シリーズ全体で11機種をラインアップ、市場想定価格は26万~42万円としている。

 同社は、2014年度の家庭用冷蔵庫の需要が消費税増税前の駆け込み需要の反動などにより、前年度比19%減の約392万台に落ち込むとみている。

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