パナソニック「エコキュート」 103万台の大規模リコールへ (1/2ページ)

2014.7.25 10:52

圧縮機が腐食する図解

圧縮機が腐食する図解【拡大】

  • パナソニックがリコールする家庭用高効率給湯機「エコキュート」のヒートポンプユニット(左)=パナソニックのホームページより

 大気中の熱を取り入れるヒートポンプ技術を活用したパナソニック(大阪府門真市)の家庭用高効率給湯機「エコキュート」の圧縮機が破裂し、部品などが飛び散る事故が相次いでいたことが24日、関係者への取材で分かった。同社は経済産業省に約103万台に上るリコール(回収・無償修理)をすでに報告しており、25日に公表する。

 エコキュートは高い経済性と環境性が支持され、関西電力や補助金制度の後押しなどもあり急速に普及した。トップシェアを誇る同社製品の大規模リコールが市場に与える影響は少なくないとみられる。

 リコールの対象となるのは、松下電器産業(現パナソニック)などが平成15年11月から昨年1月までに製造したエコキュートのヒートポンプユニット計208機種103万1587台。

 関係者によると、昨年1月、兵庫県内でヒートポンプユニットの圧縮機が破裂し、圧縮機が収められた鉄製のカバーを突き破り、部品やカバーの一部が飛び散り、周辺にあったものを破損させる事故が発生。今年5月までに計5件の破裂事故が相次いだ。

「周辺物を破損させたのだから、放置すれば人的被害が発生する恐れがある」

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