ホクレン米穀事業本部米穀部主食課の南章也課長によると、「今年2-3月には玄米換算でゆめぴりかは前年同期の1.2倍となった」。また、“全国区”に伴い作付面積も徐々に拡大しており、09年度産の2939ヘクタール(道内の作付け全体に占める比率は3%)から13年度には1万3198ヘクタール(同14%)に広がった。北海道を代表する高級ブランド米としてゆめぴりかは育っている。
ゆめぴりかの成功をもとにホクレンは、北海道米の中で最も生産量が多いななつぼしの道外販売に力を入れる。「ゆめぴりかを通して、北海道の米はおいしいという認識が高まってきた」と南課長は胸を張り、「ゆめぴりかで付いた火をななつぼしにつなげていきたい」と話す。
ななつぼしは、道内では高い認知度を誇る主力米。ゆめぴりかが豊かな甘みで濃い味わいなのに比べ、ななつぼしはほどよい甘みであっさりしており、冷めてもおいしいのが特徴。「ごはん好きの人が好む米がななつぼし」(米穀店関係者)とも。無洗米としての適正にも優れており、2010年産以降は、ゆめぴりかとともに日本穀物検定協会の品質検定で最高位の「特A」を獲得している。