■海外進出やM&Aの支援に注力
広島県安芸地方の東部にはマツダの本社や日本製鋼所の広島製作所があり、マツダ関連を中心に数多くの製造、運送業者が集積している。マツダは2月にメキシコ新工場を本格稼働。もみじ銀行海田支店の迫田寛和課長の担当先にも、メキシコ進出を検討する企業があるという。
もみじ銀行は、東南アジア諸国連合(ASEAN)地域や中国を中心にアジアに進出する企業の支援に力を入れてきた。マツダのメキシコ進出を機に支援の幅をさらに広げる方針だ。
迫田課長は支援に役立てるため、外国為替などの各種検定にもチャレンジ。海外進出が想定される取引先を本部の専門部署の担当者とともに訪ね、専門情報の提供が可能なことをアピールし、ニーズを捉えている。
「円安の影響でマツダの業況は良くなっているものの、国内生産の落ち込みも懸念されており、海外生産にシフトする動きに今後の不安を覚える関連企業や下請け業者も少なくない」