個人向け業務ではこのほか、金融機関が運用を任される「ラップ口座」などの投資一任サービスについて「ニーズが強くなってきている。年内には始めたい」と話した。
法人向けの投資銀行部門で三菱モルガンは、サントリーホールディングスの米ビーム社買収でサントリー側のアドバイザーを務めるなど好調。米金融情報会社トムソン・ロイターによると、1~6月の日本企業関連のM&A助言業務では、金額ベースで首位だ。長岡社長は「不動の地位を確立していくため、人員を増強する」と強調。約450人いる投資銀行部門で数年かけて30~50人増やす方向だ。