日本たばこ協会が15日発表した7月の紙巻きたばこ販売量は前年同月比3.9%減の166億本、販売金額は同0.5%減の3558億円だった。1~7月の累計販売量は2.9%減の1075億本で、消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動は「完全になくなった」(日本たばこ産業=JT)とみられる。
一方、JTの7月の販売量は4.4%減の100億本、販売金額は1.2%減の569億円で、シェアは60.4%と0.3ポイント落とした。主力銘柄「メビウス」で前年にメンソールの新商品を発売し、売り上げを伸ばした反動が現われた。ただ、1~7月の累計販売量は2.2%減の651億本と、市場全体の減少幅を下回っている。
同社によると、今年の国内の喫煙率は前年より1.2ポイント減の19.7%と、初めて20%を割り込んだ。消費増税に伴う値上げもあり、年間販売数量は3~4%減少すると予測している。