STAMPカメラの構成【拡大】
Sequentially Timed All-optical Mapping Photography(STAMP)と呼ばれるこの技術は、まず超短パルス光源から発せられた広帯域のパルス光を、時間写像装置に送る。ここで、もともと1つだったパルス光は、6つの異なる波長(色)のパルスに引き伸ばし、分けられる。これが光を遅くするとするゆえんだ。
それぞれのパルス列(STAMP照明光)は、観察対象に次々に照射され、像情報を取得する。このとき、パルス間隔と、パルス幅は、既存のカメラのフレーム間隔と露光時間に対応するものとなる。
これらの像情報を持ったSTAMP照明光は、今度は空間写像装置で波長に応じて空間的に分離され、イメージセンサーの異なる位置に入力される。つまり、動画の1コマがイメージセンサー全体を使うのではなく、イメージセンサーは6分割されて、異なるSTAMP照明光が撮影した像を記録する。時間と空間と波長の対応状況は分かっているので、後は異なる位置の画像を動画の1コマに再構成すれば、シングルショットでの超高速撮影が実現されるという具合だ。