プレオープンした際のフレッシュネスバーガー、ミャンマー1号店。富裕層の若者や観光客らが詰めかけた=ヤンゴン【拡大】
■ハンバーガーで東南ア市場開拓
ハンバーガーチェーン「フレッシュネスバーガー」を日本国内に166店舗展開しているフレッシュネスは28日、ミャンマーのヤンゴンに海外1号店を正式にオープンする。本格的な海外進出の第一歩と位置付け、2016年までにヤンゴン市内に5店舗を出店し、ベトナム、タイ、インドネシアなど東南アジア各国にもフランチャイズチェーン(FC)方式によって進出を計画している。日本の市場は今後、少子高齢化のために縮小が見込まれることから、経済成長著しい有望市場として東南アジアへの展開を積極的に進めていく。
同社がパートナー企業とともに1号店を出したのは、ヤンゴンで最も格式ある仏教寺院「シュエダゴン・パヤー」に隣接した公園内に新規オープンした商業施設内。寺院の参拝客や外国人観光客を取り込む。
商品は作り置きせずに、注文を受けてから作るため、日本の店と同様できたてを食べることができる。一方、商品構成はビーフを使ったハンバーガーのほか、ミャンマーで好まれるチキン料理のメニューを多くした。
また、コメが主食であることから、ライスメニューも加えて現地化を図っている。スターバックスコーヒーなどコーヒーチェーンがまだ進出していないため、ドリンクのみの需要もあるとみて、豊富なフルーツを活用したスムージーも充実する。
使用する食材のうちパン、野菜、調味料は国内で調達。肉、魚介類はタイから陸送している。価格は日本より2割安いぐらい。客層の中心は富裕層の大学生やファミリー層と想定し、平均客単価を日本円で650円に設定している。
店舗では日本ブランドを前面に押し出してアピールする。看板には「フレッシュネスバーガー」と店名を日本語で表記しているほか、「いらっしゃいませ」など日本語のあいさつも取り入れている。店舗は過去最大規模で、広さは約360平方メートル、123席を備える。