「XboxOne」用のゲームソフト「キネクトスポーツライバルズ」の画面。テレビの上部に設置したキネクトでプレーヤーの体の動きを認識する【拡大】
それでも、MSやソニーが家庭用ゲーム機に力を入れるのは、ビジネスの広がりが期待できるからだ。
機器をインターネットに接続することで、ゲームの課金収入だけでなく、有料配信の映画や音楽配信など、さまざまなサービスの収益が見込める。日本MSの泉水(せんすい)敬執行役はXboxOneを「エンターテインメントを楽しむ最高のプラットホーム」とアピールする。
SCEはネット上で情報を処理するクラウドを活用し、テレビなどゲーム機以外でもゲームを楽しめるサービスを米国で始めた。
ゲームの先を見据えた争いの行方は、ユーザーをどこまで囲い込めるかが鍵を握る。