「水を注ぐ電池」で株価が急騰し、前日まで4営業日連続ストップ高となった古河電池株の快進撃が4日、止まった。この日も堅調でストップ高まであと30円の1660円まで値上がりして年初来高値を更新したが、終値までストップ高には届かずじまいで、「5営業日連続」はならなかった。
前日終値は1390円だったので、この日の値幅制限は300円高い1690円。午前9時10分すぎに270円高の1660円(上昇率19.4%)まで値を上げ、5営業日連続が期待されたが、その後はじりじりと上げ幅を縮小した。
この日の終値は、107円高の1497円だった。それでも「水を注ぐ電池」の発表前の28日終値690円と比べ、上昇率は2.2倍まで値上がりした。
古河電池は8月29日に凸版印刷と共同で、非常用マグネシウム空気電池「マグボックス」の開発を発表、これが投資家に評価され、連日の買い材料となっている。横幅、奥行き、高さが20センチ超の紙製容器で、水や海水を入れるだけで発電し、USB出力でスマートフォン(高機能携帯電話)なら最大30回の充電ができる製品として、注目された。