ベルリンのIFA会場で合同インタビューに応じるソニーの平井社長【拡大】
ソニーの平井一夫社長は4日、ベルリンでフジサンケイビジネスアイなどのインタビューに応じ、スマートフォン(高機能携帯電話)事業について「地域展開や開発方法も含め事業をゼロから見直す」と述べ、スマホを含むモバイル事業の抜本改革を行う方針を示した。
平井社長は当地で開かれた家電見本市「IFA2014」でスマホの旗艦モデル「Xperia(エクスペリア)Z3」を発表したことにふれ、「新しい旗艦モデルと、派生型の普及モデルで、市場シェアだけでなく利益も重視していく」と説明。Z3に付加したプレイステーション4のリモート機能について「特に米国の携帯電話会社への訴求力が高い」と自信を見せた。
7月末の決算発表で吉田憲一郎最高財務責任者(CFO)が表明したスマホ事業の減損リスクについては、「現段階ではリスクがあると話しているだけだ」と述べるにとどめたが、「事業の見直しを今考えている」と話し、抜本的な改革を行う方針だ。