ニコンは12日、デジタル一眼レフカメラ「D750」を25日に発売すると発表した。高画質の撮影が可能なフルサイズセンサー搭載モデルながら、外装に炭素繊維やマグネシウム合金などを採用したことで小型・軽量だけでなく強度も高めた点が特徴。本体のグリップ部も深いため、手の大きさの大小にかかわらず持ちやすく、機動的な撮影ができるという。
新製品は、同社のフルサイズセンサー搭載モデルとしては初めて、カメラを横や逆さにしても撮影できるチルト式液晶モニターを採用したほか、スマートフォン(高機能携帯電話)に撮影した画像の転送などが容易にできる公衆無線LAN「Wi-Fi(ワイファイ)」機能を導入した。有効画素数は2432万画素。価格はオープンだが、本体の市場想定価格は23万円前後。24ミリ~85ミリのレンズがセットになったレンズキットの価格は28万5000円前後。当初月産台数は約4万台。