川崎重工のガスタービンと燃焼器の位置【拡大】
笠部長は「イニシャルコストは水素を燃料として扱う系統が増えたため高くなるが、天然ガスの燃料費を大幅に減らせる」とメリットを強調。NOx排出値が低いため、脱硝設備が不要、あるいは脱硝率を下げることが期待でき、ランニングコストも低減できる。
同社は今後、一層の低NOx化に向け技術開発を進める。この技術を導入した3万キロワット級の高効率ガスタービン「L30A」を来年度に投入する計画で、石油精製や化学工場といった余剰の副生水素ガスを持つ顧客をターゲットに営業を展開していく。(那須慎一)