iPhone戦略、ギリギリの駆け引き 行き過ぎた競争避ける大手3社 (2/2ページ)

2014.9.15 08:10

  • 「iPhone 6」(左)と「iPhone 6 Plus」(アップル提供)
  • 国内で人気のスマートフォン「iPhone 6」
  • 「iPhone 6」(左)と「iPhone 6 Plus」(アップル提供)

 最大手のドコモが昨秋、アイフォーンの販売に参戦してから顧客争奪戦は一段と激化。春商戦では、各社が多額の現金還元施策を打ち出し、総務省も問題視していた。

 こうした中、KDDIは12日、自社のプリペイド式電子マネーサービスに1万円分を贈呈すると発表。ソフトバンクもこれに追随、1万円分のポイント還元か割引を行うと発表した。これに対し、ドコモは端末価格やキャンペーン施策を未発表のまま予約受け付けを開始。2日たった14日にようやく戦略発表にこぎつけた。

 端末価格については、各社とも大きな差はない。新規または他社からの乗り換えで2年契約の場合、「6」の最下位モデルは3社とも実質負担額0円で売り出す。

 ドコモは「6」の128ギガバイト、「6プラス」の64ギガバイトと128ギガバイトの3機種を他社よりも624~1728円高く設定した。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。