【トップは語る】電力抑制事業、日本で展開目指す (1/2ページ)

2014.9.25 05:00

 □シュナイダーエレクトリック日本統括代表・安村義彦さん(50)

 --逼迫(ひっぱく)時に消費電力を企業に抑えてもらう「デマンドレスポンス(DR)」の実証事業に取り組んでいる

 「これまで日本のエネルギービジネスには、ローカルプレーヤーの存在や法的問題などが障壁となり、なかなか参入できなかった。しかし、東日本大震災をきっかけに、エネルギーをどう供給するかだけではなく、いかに有効活用するかという点も注目されるようになった。日本のDR市場は原子力発電所15基分に相当する1500万キロワット分という試算もあり、東京電力などとともに6月から始めた実証事業がうまくいけば、日本でもDRのビジネスを展開したい」

 --実証事業の手応えは

 「電力会社から消費電力の抑制について要請があれば、日本法人のオフィス内に設けた指令室からメールや電話で企業に通知する態勢をとっている。自動車部品メーカーや製紙会社など15工場に協力してもらっているが、これまで2万キロワットの電力を削減した。来年2月までに最大5万キロワットの削減を目指す。中小規模の需要家までカバーし、工場全体のエネルギー管理に必要な機器も含めて提案できるのが当社の強みだ」

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