NECは24日、ケーブルテレビ(CATV)の契約者がライブ放送や録画放送を簡単にタブレット端末で鑑賞できるソリューションを発売した。映像を再生できるアプリケーション(応用ソフト)を組み込んだタブレット「ラビィ・タブ」のほか、故障対応などのサポートサービスをセットで提供する。
価格は8インチのタブレットが3万4300円(税別)、10.1インチが4万9300円。CATV事業者向けに3年間で1万5000台の販売を目指す。
CATVはテレビで見ることが多いが、ほかの部屋でタブレットを使って見たいという利用者が増えている。
ただ、アプリの組み込みに手間取る利用者が多く、CATV事業者も動作確認が大きな手間となっていた。NECはタブレットに再生アプリを組み込み、画面に専用アイコンを付けるなど工夫した。