建設するプラントは、多様な燃料を混ぜて燃焼できる循環流動層ボイラーを活用。木質チップや油ヤシの搾油時に発生する「PKS」という殻を燃焼して発電する。木質チップは津市の地域資源である未利用間伐材を積極的に利用する予定だ。
JFEエンジニアリングは12年7月にFITが施行されて以来、各地で電源の多様化が進められる中、発電プラントに関するさまざまなエンジニアリングを提供している。
再生可能エネルギーの中でバイオマス発電は「天候などに左右されない」「24時間発電できる」といった理由で注目を集めている。同社はEPCだけで15年度は200億円の受注を見込んでいる。