ドコモは2011年、この性質に着目し、呼気中のアセトンの量を測る装置を開発。この研究基に皮膚からアセトンの量を測定できる端末の開発に取りかかっていた。
■小型化を実現
今回開発した端末は縦7・8センチ、幅4センチ、厚さ1・2センチ、重さ54グラム。アタッチメントを用いて手首に腕時計のように取り付ける。皮膚と接する面にあるセンサー(直径約1センチ)が微量のアセトンを濃縮させ計測する仕組みだ。
「従来の研究用ガスセンサー機器は数種類のガスに対応するため家庭用の電子レンジくらいのサイズがあり、重量も6キロ近くあった」(檜山氏)。このためセンサーメーカーと協力し、測定対象をアセトンに絞り込むなどして持ち運びできるほどの小型化を実現した。
■スマホでデータ管理
収集されたデータはどう利用するのか。データはまず無線通信でスマホ側に送信される。放出量はピコグラム(1グラムの1兆分の1)という単位で専用アプリに表示。脂肪燃焼の進み具合が一目で分かるようイラストで見せる。