あすCEATECに出展 脂肪の燃焼度が“見える”ウエアラブルをドコモ開発 (3/3ページ)

2014.10.6 13:31

皮膚ガスの「アセトン」を測るウエアラブル端末(左下)。アセトンの数値と脂肪燃焼の程度を示すイラストがタブレット画面に表示される=東京都千代田区(柳原一哉撮影)

皮膚ガスの「アセトン」を測るウエアラブル端末(左下)。アセトンの数値と脂肪燃焼の程度を示すイラストがタブレット画面に表示される=東京都千代田区(柳原一哉撮影)【拡大】

  • アセトンを測るウエアラブル機器。円形のセンサー部が腕の皮膚に接するようアタッチメントを使って取り付ける=東京都千代田区(柳原一哉撮影)

 バイタルサイン(心拍数や血圧など)を記録するウエラブルデバイスは近年、各社が競って新製品を投入する市場だ。米アップルが来年初めに販売予定の「アップル・ウオッチ」も同種の機能を備え、さらに注目を集めている。

 ドコモは歩行距離などを記録できる活動量計や着るだけで心拍数などが測れるシャツ「hitoe」をすでに商品化。アセトン量を計測した数字と歩数計の数字などを組み合わせるなどし、「高い精度で身体の状態が分かるようにしていく」(同)と意気込む。

 ■さまざまな皮膚ガスを測る

 いまのところこの試作機で測定できるのはアセトンのみだが、酒酔いの程度が分かるエタノール、腸内環境の良しあしが分かるメタン、老化の指標となるノネナールなどの皮膚ガスも、同様に測定できるよう研究が進められている。

 「ウエアラブルデバイスで、さまざまな皮膚ガスをいつでもどこでも測れるようになれば、毎日、手元で健康診断ができるも同然」。近い将来、健康管理のあり方に劇的な変化をもたらす可能性を秘めている。

 ただ、常時身につける機器としても他のデバイスに組み込むにしても一層の小型・軽量化が不可欠。今回の試作機をどこまで進化させられるか。コスト面も含め実用化に向けてはなお克服すべき課題がある。(柳原一哉)

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