全国商工会議所の主な観光振興に向けた取り組み【拡大】
昭和の街や工場夜景
日商流通・地域振興部の谷脇茂樹課長は「商工会議所会頭や商店街組合の会長などのリーダーが中心となって、観光振興への取り組みを成功させたケースも出ている」と成功例を明かす。
地域が一丸となって取り組むための体制整備を構築したケースとしては、延岡商工会議所(宮崎県)が、行政や観光協会、非営利団体(NPO)、住民などを巻き込んだ観光イベントを開催。一般の家庭に宿泊する「民泊事業」を始める住民も登場し、人気となっている。
また、地域の特色を生かした観光資源の開発では、大分県の豊後高田商工会議所が5年かけて、商店街が元気だった昭和30年代をテーマにした街づくりに取り組んだ。全国300件の事例を研究し、昭和の建築、歴史、商品、商人の4つの再生をテーマに掲げ、総延長500メートル、100軒の商店街を段階的に再生させることに成功した。