16日に東京証券取引所第1部に上場したリクルートホールディングス(HD)の峰岸真澄社長は17日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、世界展開を軸に成長戦略を進める考えを強調した。
--上場初日の終値は3330円と公開価格を230円上回り、投資家の人気を証明した
「株主、取引先などからの期待に応える責任が圧倒的に大きくなったと考えている。ただ、上場はあくまで成長戦略の選択肢の一つにすぎない。経営者として、長期的にどう成長するかを考え、企業価値を向上させることに注力したい」
--人材を企業に派遣したり紹介したりする人材分野で2020年に世界ナンバーワンになる方針を掲げた
「世界戦略は、海外企業のM&A(企業の合併・買収)を軸に進めていく。上場によって調達できる資金やわれわれのキャッシュフロー(現金収支)を考えると、投資余力は3~5年で7000億円に上る。人材派遣業では、欧米で1000億円以上の大型買収を進める。場合によっては、7000億円を1社にあてる可能性もゼロではない」