須釜憲一社長【拡大】
ファンケルグループでスキンケアブランドを取り扱うアテニア(横浜市栄区)は、夜用の美容クリーム「インナーエフェクター」をリニューアルし、18日から発売する。須釜憲一社長は4日、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、「今回の商品投入で、経営改革の1合目にようやくたどりついた段階。これから確実に登っていきたい」と語った。
--経営改革で大変なことは
「社員の意識改革だ。チャレンジ精神や革新的な考え方に富んでいたはずなのに、リーマン・ショックの影響などによって、防戦一方の考えが蔓延(まんえん)していた。全社員と個別面談を実施し、変革の必然性を可視化した。その一環として、『おしみなく、うつくしく』という新たなステートメントやロゴを導入した」
--インナーエフェクターの特徴は
「夜眠っている間に行われる細胞の再生力に着目。それにアプローチする高機能成分を配合することで、潤いを与え乾燥による小じわを目立たなくし、ハリ・弾力に満ちた肌を保てるようにした」