顧客目線は融資案件の組み立てでも同様だ。新規の顧客から介護施設の建設資金を依頼されたとき、ここでも長谷川氏は「施設の建設にメリットがあるか」という点を重視した。同業他社との料金比較、建設予定エリアの環境や市場動向などを調査。該当エリアには介護施設が不足し、開設のメリットが確認できた。稟議(りんぎ)書には説得力のある将来性の評価が加わり、迅速な融資を実現できたという。
「若い営業担当者にも長期的な視点で取引先のメリットを考えるよう指導している。数字に追われるばかりでは目先の利益を最優先にしてしまう。少しでも余裕を持ってお客さまのことを考えられるように、できる限りのバックアップをしていく」
きめ細やかなサポートで担当者のやる気を引き出す長谷川氏。今後もさらに姫路信金をもり立てていくことだろう。=月~水曜掲載
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(編集協力)近代セールス kindai-sales.co.jp
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【プロフィル】長谷川智広
はせがわ・ともひろ 1996年姫路信用金庫入庫。加古川支店、三木支店、六甲支店、野里支店などを経て2013年6月から神戸西支店勤務。モットーは「先手必勝」