グリーが北米で展開しているゲーム。「VIDEOOFFERS」を選んで流れた動画広告を視聴すると、ゲーム内で使える仮想通貨がもらえる【拡大】
グリーは4日、子会社のGlossom(グロッサム)を通して、スマートフォン向け動画広告事業に参入すると発表した。米国で同事業を手がけるアドコロニー(ロサンゼルス)と連携し、来年1月にサービスを始める。
グロッサムは、高画質の動画を配信する技術を持つアドコロニーの動画広告を日本で独占的に配信できるライセンスを取得。動画が流れるまでにかかる時間が短いなどの優位性があり、日本で事業を行う企業などに、動画広告を商品として販売するという。
例えば、スマホ向けゲームで、ゲームが終わると企業の動画広告が流れたり、動画広告を視聴するとゲーム内の世界で使える仮想通貨がプレーヤーに付与されるといった手法が考えられる。このほか、ニュースサイトなども対象になり得るという。