NTTドコモは6日、日本語と外国語の会話を音声翻訳するスマートフォンやタブレット端末向けのアプリ「Jスピーク」を、海外通信事業者のユーザー向けに10日から提供を始めると発表した。主に訪日外国人や海外在留邦人などの利用を想定している。対象は13カ国・地域で、米国での料金は1週間99セントと1カ月2ドル99セントの2種類。
対応機種は、アンドロイド搭載端末。アプリをインストールした端末に話しかけると、英・中・韓・独・仏など10カ国語と日本語との間で相互翻訳できる。文章の画面表示と読み上げが可能で、旅行や日常生活で多用する700の文例も搭載している。
国内のドコモ利用者向けには同様の無料アプリ「はなして翻訳」を2012年から提供しており、666万人がダウンロードした。翻訳精度が高まったため海外向けに有料で展開、提供国を広げていく。